2020年統合祝賀パーティ、令和2年新年賀詞交歓会
令和2年1月27日、ホテルニューグランド、ペリー来航の間で、両組合の「統合祝賀パーティ、練和2年新年賀詞交歓会」が、黒岩県知事などを招待し、開催されました。
令和元年7月の組合総会で、統合を決議し、10月に神奈川県知事の承認を頂き、1月までに、工組の全組合員が、「神奈川県家具協同組合」に加入し、出資しました。新規組合員は5社加入しました。27日の統合祝賀パーティの冒頭、神谷光信理事長の挨拶で、新生「神奈川県家具協同組合」の誕生を力強く宣言しました。
財務基盤が強固な神奈川県家具協同組合とマンパワーが豊かな神奈川県家具工業組合が統合し、シナジーを発揮し、令和の時代にふさわしい組合活動、組合員の経営に資する組合活動を今後展開するスタートを切りました。 (写真撮影は、家具新聞社加納編集長です)
会場で注目された新作家具が、この「ドクターチェア」でした。若手の勉強会「かなもく塾」のメンバーが知恵を出し、1級技能士が腕を奮った椅子です。ロールトップデスクにふさわしいデザインで、独立ばねを4本使い、馬のたてがみをクッション部に使った本物です。やや硬めの座り心地は、黒岩知事と、山田健司産業労働局長が絶賛されました。黒岩知事は、祝辞の中で、「この椅子のような、匠の技を使った超高級商品の市場がある。技の継承に取り組んでいることに敬意を表する」との励ましを頂きました。
ご来賓の祝辞は、黒岩県知事に続いて、神奈川県中小企業団体中央会西村明夫専務理事、商工中金横浜支店島名浩一支店長から祝辞を頂き、神奈川県産業労働局山田健司局長の乾杯により、祝賀パーティを開宴しました。
恒例の表彰式は、先ず、令和元年度技能検定試験で、見事に、家具手加工1級技能士を合格された、東栄工芸所属、小林典善さん。次に、技能五輪全国大会で見事、銅メダルを獲得した、秋山木工所属佐藤伸吾さん、同じく敢闘賞を獲得した秋山木工所属の若泉和武を表彰しました。
佐藤伸吾さんと若泉和武さんは、お礼に、秋山木工の「職人心得30か条」を声高らかに披露して頂き、参加者に感動を与えました。
祝賀会のハイライトが、両理事長への感謝状贈呈でした。まず、工業組合の横内理事長から、協同組合の神谷理事長へ、長年のご功績特に、両組合の統合へを迅速に実現させた力強いリーダーシップに対し、感謝状が贈呈されました。次いで、協組の神谷理事長から工組の横内理事長へ、同じく長年のご功績特に、両組合の統合へを迅速に実現させた力強いリーダーシップに対し、感謝状が贈呈されました。まさに、神谷理事長と横内理事長の連携とリーダーシップが発揮されたことにより、両組合の統合が実現しました。
最後に、両組合の副理事長である田中利隆氏、から力強い締めの言葉と組合員の心を一つにする三酸七拍子で閉会となりました。
ホテルニューオータニの写真室による写真撮影が行われました。最初に、役員全員写真、次いで、祝賀会に参集した全員の記念撮影が行われました、約80名の撮影は、和やかな雰囲気の中、行われ、とても良い記念となりました。