神谷光信理事長のメッセージ
暴れ馬の年、組合員間の連携を強化し飛躍の年にしよう
(平成26年 新年賀詞交歓会 神谷理事長 挨拶要旨)
長い間、重苦しい閉塞感に覆われたわが国の経済は、安倍政権の誕生とその後のアベノミクス効果で、様変わりしました。昨年12月の月例経済報告では、景気の基調判断を4か月ぶりに上方修正して、「緩やかに回復しつつある」としました。この表現を使うのは2006年以来8年ぶりになるそうです。
アベノミクスの第3の矢である成長戦略について、まだ十分な成果がでているとはいえませんが、さまざまな改革が実施される中で、その効果が発揮されると考えています。我が国の経済はデフレ脱却に向けて着実の前進しているという意識を持って、日々の事業活動、会社経営に積極的に取り組んでいきましょう。
今年は甲午(きのえうま)にあたります。「甲」は草木の芽が殻を破って頭を出す字形であり、旧体制が破れて革新が始まる意味があるそうです。「午」は十二支の7番目に当たり、草木の成長が終わり、衰えが始まるそうですが、今年の「午」にはエネルギーがあるそうで「暴れ馬」かもしれません。
日本を支えている私たち中小企業が元気にならなければ、日本経済が完全に復活したとはいえません。われわれも新しい発想をもって新しい経営戦略を考え、積極的に挑戦して「暴れ馬」を乗りこなして飛躍の年にしようじゃありませんか。
そのためには連携強化が必要です。積極的に情報交換して連携を深め、新しい技術のネタを見つけることは考えられないでしょうか。お互いの強みを生かし、弱点を補完し合ってウイン・ウインの関係を築き、今年を飛躍の年にしようじゃありませんか。
伊勢神宮の遷宮に学び、若手へ伝統を継承し大きく飛躍しよう
(平成25年 新年賀詞交歓会 神谷光信理事長 挨拶要旨)
平成25年1月28日神奈川県家具協同組合の賀詞交歓会で、神谷光信理事長は、再生と復活の象徴でもある巳年の蛇にちなんで、「今年は大きく飛躍しようじゃないか」と力強く呼びかけました。
(伊勢神宮の遷宮に学ぶ伝統の継承)
「伊勢神宮は20年ごとに社殿を社殿を造り替えて、神座を移す式年遷宮が伝統として続いている。20年という歳月の間に、10代だった見習いが棟梁になり、30代の棟梁が50代の後見になる。2度の遷宮を経験することによって、建て替え技術の伝承を行うことができるといわれる。」
「わが国には、長い歴史の中で培われた、世界に誇れる文化と伝統がある。長い間低迷を続けたが、まだ底力を失っていない。文化、伝統、経済力、技術など日本の全てについて、その素晴らしさを再認識し、自信を取り戻す必要があるのではないか」
「伊勢神宮の式年遷宮のように、20代の世代と一緒に汗をかき、伝え学ぶ機会があるか。伝統が途切れていないか。持続する会社になることが、持続的な発展につながる」
以上、神谷理事長の年頭のメッセージです。
歴代理事長
(神奈川県家具協同組合)
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理事長 | 在職期間 |
初代 | 咲寿 武道 | 昭和37年6月5日~平成12年7月21日 |
2代 | 神谷 光信 | 平成12年7月21日~現在 |
(神奈川県家具工業組合)
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理事長 | 在職期間 |
初代 | 咲寿 武道 | 昭和44年9月10日~昭和54年5月20日 |
2代 | 石川 吉保 | 昭和54年5月21日~平成2年5月27日 |
3代 | 神谷 光信 | 平成2年5月27日~平成12年7月20日 |
4代 | 横内昭次郎 | 平成12年7月21日~現在 |